日本には各地に幸せを願う縁起物があります。昔ながらの手作りの良さと素朴なかわいらしさに惹かれます。お部屋にひとつ、ちょこんと置いたら、何か良いことを運んできてくれるかもしれません。

□金魚ねぷた

青森県のねぷた祭で子供が吊るして歩いたり家の軒先に吊るしたりするちいさなねぷたです。ちいさいけれど、きちんと伝統に則ってろうけつ染めで作られています。まあるい目とひょうきんな表情がかわいい。
□犬張子

江戸の縁起物。犬は忠実でお産が軽く成長が良いとされ、魔を払うといわれています。
でんでん太鼓やざるを背負ったものもあり、太鼓を背負ったものは子供の守神として、ざるをかぶったものは「病魔を洗い流す」としてお祝品として贈られたりしました。
□赤べこ

福島の縁起物。「べこ」は会津の方言で牛のことで、働き者の赤牛が石になって仏に仕えたという伝説から生まれたと言われています。赤には厄除、病魔除の意味もあり、子供の健やかな成長を願って作られました。
  □さるぼぼ

岐阜の縁起物。「さるぼぼ」とは飛騨の方言で「猿のぼぼさ(赤ん坊)」のこと。縁(えん=猿)があるように、赤=病魔除、子供が健康であるようにという願いが込められています。
□招き猫

由来は「江戸時代、鷹狩りをしていた彦根の殿様が、猫に招かれ入った寺で雷雨を避ける事ができ、以後寺が栄えるようになった」という話から生まれたなど、諸説ある。右手を上げたものは金運を、左手を上げたものは来客を招くと言われています。
  □福助

福助の由来も諸説があり、「頭でっかちで背は低いが人徳があり、商売上手の呉服屋大文字の主人にあやかって作られた人形」などと言われています。深々とおじぎをしているものもあり、いかにも福を呼んでくれそうです。ちなみに名字は「叶(かのう)」。
○縁起物リンク
 烏山民俗資料館
 昔は誰もが使っていた、道具や玩具を集めたステキな資料館。

【和な暮らし】